利用者様やご家族とじっくりかかわることで、その方の人生に触れることができたり、人生の最後の大切な時間を一色過ごすことができます。つい熱くなってしまい、ご家族と長話してしまうこともしばしば．．．。

利用者様やご家族とじっくりかかわることで、その方の人生に触れることができたり、人生の最後の大切な時間を一色過ごすことができます。ある転職した看護師は「天職だ」と感じたそうです！

病院では「看護師さん」と呼ばれることが多かったですが、在宅では「〇〇さん」と名前を呼ばれ、看護師も個人として尊重されます。

「名前で呼ばれるたびに、責任感や使命感がつよく、利用者様のためにこんなに動けるんだと自分でも驚きました。これこそ訪問看護師の最大の特徴と私はとらえます。」

利用者様やご家族から学ぶことが多く、人としても成長できます。

​「人生の先輩であり、何気ない一言が胸に刺さることもあり、学ばせてもらってることもあります。何より、その方の人生の終幕にかかわれるというのは畏敬の念を抱きます。」

ご利用者様の状況に応じて、リハビリやケアマネ、医師とも相談しながら限られた資源の中で工夫をこらしながら看護ができるクリエイティブな仕事です。生きる力や暮らしの知恵が試される場で、自分自身の生活も色鮮やかに変わります。

大きい病院では個よりも集を重視する傾向にありますが、小さな事業所だからこそ、自分たちで働く環境を作りあげ、よりよい形へ構築していくことができます。「こうなるといいな。」「こうならどうだろう？」「試してみよう！」をカスタマイズできます。

自転車で訪問すると、季節の移り変わりを感じることができます。移動中に気持ちをリセットすることもでき、次のケアに集中することができます。いつもの訪問の道も、新しい道の発見もわくわく楽しい移動になります。

判断に困ったときは、いつでも同僚・先輩看護師、医師に相談できます。